個人契約ができるオンライン家庭教師マッチングサイトおすすめ6選【2025年】

通常オンライン家庭教師は、各会社に所属している家庭教師を選任してもらうのが一般的です。しかし、中には家庭教師を会社を通さず直接個人契約できるマッチングサイトもあります。
個人契約で日程などに融通を利かせてもらいたいとお悩みではないでしょうか?そこで本記事では、個人契約ができるおすすめのオンライン家庭教師マッチングサイトについて紹介します。
いくつかの形態があり、料金相場なども含めて解説するので、お子さんに家庭教師をつけようと検討している方は参考にしてください。どこにするか迷った場合は、サポートの手厚いスマートレーダーや、プロ家庭教師が多いマナリンクがおすすめです。
個人契約ができるおすすめのオンライン家庭教師マッチングサイト
個人契約ができるおすすめのオンライン家庭教師マッチングサイトを6つ紹介します。
個人契約できるマッチングサイト | 種類 | マッチング費用 | 講師数 |
---|---|---|---|
スマートレーダー | システム型 | 無料 | 8,000名 |
マナリンク | システム型/契約仲介型 | 19,800円~※入会金 | 700名 |
Teachers Market | 掲示板型 | 無料 | 記載なし |
家庭教師のASK | 掲示板型 | 無料 | 2万人以上 |
DIY家庭教師 | 掲示板型 | 9,000円※連絡先取得時 | 通算18万名 |
Prima | システム型 | 無料 | 記載なし |
それぞれ特徴やプラットフォームの形態が異なるので、後ほど解説する各種類の利点なども押さえながら選択しましょう。迷う場合は、サポートが手厚いスマートレーダーか、プロ家庭教師で質が担保されているマナリンクがおすすめです。
スマートレーダーは紹介料が無料で時給2,500円からと良心的

種類 | システム型 |
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マッチング費用 | 無料 |
講師数 | 8,000名 |
スマートレーダーは、在籍している家庭教師が東京大学や京都大学など難関大の現役学生に限定されているのが特徴です。
そのため学力の高い先生が多く、先生自身の、模試・定期テスト・本試験などの成績をもとに、独自のアルゴリズムで適正時給とレーダーチャートを算出します。
家庭教師のスキルを「見える化」することで適切な先生とのマッチングをサポートしています。契約後のオンライン指導や支払いもサイト上で完結し、サポートが手厚いシステム型サービスです。
リクエストは1回1時間から可能で、先生の募集を行うこともできます。条件に合う先生から連絡が来るので、ミスマッチを防ぎやすいシステムになっているのも魅力です。
プロの担当スタッフが家庭教師選びのアドバイスをしてくれるので、個人契約が不安という方は、まずはLINEなどで気軽に問い合わせてみてください。利用料などはかからず、契約後は1時間2,500円からの授業料のみ必要です。
マナリンクはプロ家庭教師中心のマッチングアプリ

種類 | システム型/契約仲介型 |
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費用(税込) | 入会金19,800円 |
講師数 | 700名 |
マナリンクは、700名以上のプロ家庭教師が在籍するマッチングアプリです。宿題の提出や添削がアプリで完結し、先生とのやり取りもチャットで行えるのが特徴。
経験豊富なプロ講師が多く登録しており、高品質なオンライン授業が受けられます。
こちらもサイト運営のサポートが充実しており、契約や日程調整、料金支払いまで一括管理可能です。運営に先生を探してもらうケースと、自分で先生を検索して探す2つのパターンで利用できます。
個人契約というよりはサイトを仲介して契約するタイプなので、オンライン家庭教師の塾といったイメージ。入会金19,800円(税込)がかかる点には注意が必要ですが、他にかかる料金は授業料だけなので、料金体系は分かりやすくなっています。
最短その日に無料体験ができるので、利用してみて合う先生かどうかを確認してから始められる利点があります。
オンライン家庭教師マナリンクの公式サイトはこちらTeachers Marketは国内最大級の個人家庭教師検索プラットフォーム

種類 | 掲示板型 |
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費用 | 無料 |
講師数 | 記載なし |
Teachers Marketは国内最大級の個人家庭教師検索プラットフォームです。全国の家庭教師データベースから自由に先生を検索でき、オンラインだけでなく一般的な家庭教師を探すことも可能です。
教師・生徒間の直接契約が基本で、サイト利用料は無料となっています。掲示板型に近い運用ですが掲載数が非常に多く、選択肢の幅広さが魅力です。
東大や阪大などの難関大出身の講師が多く、授業開始前には面談があるため相性の問題も事前にある程度確認できます。
支払いはサイト内で行えるので、その点でも安心感があります。対面の場合は自宅ではなく近隣のカフェなどで受講もできるため、オンライン以外も検討している方にも向いています。
家庭教師のASKは登録教師数は2万人以上

種類 | 掲示板型 |
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費用 | 無料 |
講師数 | 2万人以上 |
家庭教師のASKは登録教師数は2万人以上で、利用者数は4万人以上と日本最大級の紹介実績と登録者数が特徴のサイトです。料金は採用決定後に確定し、紹介後の教師交代も無料でできるのが利点となっています。
難関大生や社会人講師など幅広い層が登録。利用料は無料で、サイト経由で講師に連絡して直接契約する形式です。体験授業も受けられるので、面接の際に気軽に申し出てください。
先生側の登録審査もしっかり行われており、信頼性確保に努めているサービスです。アルバイト募集も随時行っているため優秀な教師が集まりやすいとされており、対面とオンラインどちらにも対応しています。
DIY家庭教師は個人契約の家庭教師掲示板サイト

種類 | 掲示板型 |
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費用(税込) | 9,000円※連絡先取得時 |
講師数 | 通算18万名 |
DIY家庭教師は個人契約の家庭教師掲示板サイトです。先生も生徒も無料で利用可能で、全国の家庭教師プロフィールや生徒募集情報が掲載されています。ただし、連絡先を取得した時点で9,000円(税込)の支払いが発生します。
こちらの費用は、提示した条件で家庭教師が指導できることを確認してからの支払いとなるので、安心して利用可能です。一方で、完全無料で利用できるわけではない点は留意しておきましょう。
完全な掲示板型サービスなので、先生への連絡は直接メール等で行うことになります。料金交渉も当事者間で自由にできますが、その分トラブル対応は自己責任なので注意してください。
上記の利用料はサイト上を経由して支払うことになりますが、月謝は家庭教師への直接支払いとなります。自己責任の側面が大きいサイトではあるものの、自分で自由に条件を決めたり交渉をしたりしたい方は、利用を検討しましょう。
医学部生の家庭教師Primaは医学部受験生におすすめ

種類 | システム型 |
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費用 | 無料 |
講師数 | 記載なし |
家庭教師Primaは、講師が偏差値60以上の医学部医学科に所属する現役の大学生、もしくは卒後3年以内の方に限定されています。また、生徒・講師間のやりとり後に内容を運営がチェックしており、講師へのフィードバックを収集しているのが特徴です。
講師の質を多角的に評価しており、レベルの高い講師陣に教えてもらいたい方や、医学部受験生におすすめです。講師は医学部生限定ですが、生徒の志望校は医学部に限定されていないので安心してください。
また、口コミや性格診断(MBTI)を活用し、生徒と相性の良い講師がマッチングしやすいのも魅力となっています。
体験授業はチケット制で、最初に2枚配布されますが、体験レッスン後の口コミ投稿などで枚数は増やせるので、実質何度も体験が可能です。
オンライン家庭教師のマッチングサイトは3種類
オンライン家庭教師のマッチングサイトには、3つの形態があります。
どれが絶対的に優れているということはなく、求める条件などによって自身に合ったものを選ぶことが重要です。各種類について特徴を解説するので、すべて押さえたうえで検討するとよいでしょう。
自由に募集や応募ができる掲示板型
掲示板型は、ウェブ上の掲示板に近い形式のマッチングサイトです。教師と生徒それぞれがプロフィールや募集情報を掲載し、相互に連絡を取り合うことで契約が成立します。
運営会社の介入が少ない分、完全無料で利用できるサービスが多く、仲介手数料がかからない利点があります。その反面、トラブルが起きても自己責任となりやすい傾向があるので注意してください。
評価などをしっかりと確認し、後々のトラブルにならないよう、選ぶ際によく吟味することが重要になります。その分、細かな条件などを設定しやすいので、自由度が高いという利点もあります。
契約仲介型(連絡先紹介型)
契約仲介型(連絡先紹介型)は、契約成立まで運営が仲介を手伝ってくれるマッチングサービスのことです。
サイト上で先生を選ぶところまでは掲示板型と似ていますが、マッチング後の面談日程調整や連絡先交換をサイト運営がサポートしてくれるケースが多いです。
また、一部には連絡先のみを有料で紹介するタイプ(紹介料型)のサービスもあります。間に運営が介入してくれるので、掲示板型に比べると安心感があるのが特徴です。
その分の料金がかかる場合もありますが、運営のサポートを得ながら手堅く選びたいという方には向いています。「初めて家庭教師の個人契約を探すので不安だが、料金も押さえたい」という方は仲介型を選ぶとよいでしょう。
システム型(サポート徹底型)
システム型(サポート徹底型)は、講師の検索から契約、支払い管理や万一のトラブル対応までプラットフォーム上で完結できるマッチングサービスです。
契約後も含めて運営のサポートが手厚いのが利点なので、個人契約に何となく不安をお持ちの方はシステム型を利用するのがよいでしょう。
イメージとしては家庭教師センターに近い安心感がありますが、料金体系も月額や手数料などが発生する点で「完全な個人契約」とはやや異なります。その分失敗する可能性が低く、やり取りの手間なども少なめです。
初めてオンライン家庭教師の個人契約を利用するという方は、システム型から検討してみてください。
個人契約のオンライン家庭教師の料金相場
個人契約のオンライン家庭教師の料金相場は以下の通りです。
学年 | 1時間当たりの相場料金 |
---|---|
小学生 | 2,000円~2,500円 |
中学生 | 2,000円~2,500円 |
高校生 | 2,500円~3,000円 |
今回ご紹介したマッチングサイトの料金などを参考にした相場価格です。ただし、個人契約の場合、料金は契約する家庭教師によって大幅に異なります。
特にプロ家庭教師やアルバイト家庭教師などの種別によって大きく変わるので、基本的には見積もりや個別の確認が必要です。
また、金額ももちろん重要ですが、お子さんとの相性や目的に応じたスキルを持つ家庭教師を選ぶことも大切なポイントです。上記の金額はあくまでも参考程度に捉え、お子さんに合った家庭教師を選択しましょう。
オンライン家庭教師サービスよりもどのくらい安い?
個人契約ではないオンライン家庭教師サービスの場合、中学生で60分×月4回で14,000円からのところが多いイメージです。個人契約だと、前述の相場料金から換算すれば月4回10,000円程度となります。
そのため、月当たり4,000円ほど安くなる可能性があり、入会金なども無いと考えるとかなりリーズナブルです。しかし、オンライン家庭教師もサービスや講師のランクごとに料金は大幅に異なります。
また、個人契約よりもカリキュラム面などで利点が多く、サポートが手厚くなっています。そのため、どちらを選ぶかは料金だけでなく目的に応じて総合的に判断するのがよいでしょう。
個人契約する際の注意点とトラブル防止策
個人契約する際の注意点とトラブル防止策について、以下の5点を解説します。
家庭教師の個人契約は間に仲介が入っていない限り自己責任となります。失敗する可能性を減らせるよう、事前に上記の内容を確認しておくのがおすすめです。
料金・支払い条件を明確にする
料金や支払い条件を明確にしておきましょう。いつ支払うのか、いくら支払うのか、事前にすり合わせを行います。
いざ始まってみて料金が思っていたのと異なったり、支払いを忘れていたりとお互いにトラブルの原因にならないように注意してください。また、以下のような細かい点も取り決めてください。
- 支払い方法(現金・銀行振込)
- 急病時などのキャンセル料の有無
- 振込手数料の負担はどちらか
上記のような内容は契約書として書面で残しましょう。
指導曜日・スケジュールの取り決め
指導曜日や、スケジュールの取り決めも忘れずに行ってください。部活や学校の予定なども加味して、無理なく継続できることが重要です。
急なスケジュール変更には対応できるのか、月額をまとめて払った場合は翌月に繰り越すのかなど、細かい部分まで詰めておきましょう。また、事前に応募・募集する段階で希望する曜日や時間などを伝えておくと話がスムーズです。
教科や指導内容の目標を共有
教科や指導内容の目標を共有しましょう。特に、指導内容の目標は重要なポイントです。受験対策として家庭教師を依頼しているのか、学校の成績アップ・定期テスト対策を目的としているのかで指導内容が変わるケースもあります。
難関校の受験を希望する場合は家庭教師もレベルの高い方が必要になるため、その分料金が上がる可能性が高いです。なぜ家庭教師を依頼するのかを明確にしてから探し始めましょう。
契約内容を書面に残す
上記のような契約内容は、必ず書面で残しましょう。後で言った言わないの問題になったり、トラブル時の証拠として持っておくためです。
特に、必ず取り決めをしたい内容は以下の通りです。
- 料金・時給
- 支払い方法
- キャンセル時の規約
- 契約期間・更新時期
家庭教師によっては確定申告を行わない方がいるかもしれないので、領収書も必ず発行してもらいます。こちらも後々のトラブル回避のために重要なことです。
初回は体験授業から始める
初回は体験授業が利用できるサービスや家庭教師を選びます。個人契約に限らず、家庭教師や塾講師は相性もあります。教え方も人それぞれ異なり、合う合わないがどうしても発生してしまうためです。
お試し利用ができてお子さんに合った家庭教師が選べるようにしてください。なお、個人契約ではなく一般的なオンライン家庭教師であれば、教師の変更は何度でも無料となっているところがほとんどです。
不安な方は、個人契約以外も視野に入れておくとよいでしょう。
マッチングサイト以外での個人契約のオンライン家庭教師の見つけ方
マッチングサイト以外で、個人契約のオンライン家庭教師を見つけるには以下のような方法があります。
- XなどのSNS
- ココナラなどの情報サイト
- 知人の紹介
いずれもマッチングサイトを利用するよりも、トラブルが起こったときに自己解決しなければならない可能性が高くなります。安全性を重視するなら、サポートの手厚いマッチングサイトを活用してください。